ブログとマーケティングPIMはいっしょになれるのか?セット化する必然はあるかのな?

※ここでいうPIMは個人情報管理ツール・・・電子手帳、カレンダー、スケジュール管理、ToDoリストとかそういう。異語:PIM

(今日はなんか変なエラーでブラウザが強制終了するな〜、ちょっと頻繁に保存を入れよう)
ちょっとクリエイティブシンキング→クリティカルシンキングPDCAサイクルっぽいことを意識して、やや事実系かそれと想像してみたことをベースにブレスト〜してみよう。

  • ここでいうマーケティングPIMとはユーザをマーケティングの対象とすべく、そのプラットフォームとなるようなオンラインのPIMサービスを指す。
  • マーケティングPIMへは個人の属性やイベント、生活の各側面の計画に対して商品やサービスがプル/プッシュされる。
  • マーケティングPIMは、外部のマーケッターに対しての一定の匿名性を保ちつつ、リレーションシップ・マーケティング、リアクションマネジメントといった切り口でRSSなりなんらかのシンジケーションの仕組みを外殻に持つものとする。単純には、マーケッターはCGMの属性集合に対し、一括してマーケッタブルの配信を行うが、断片化されたプロファイルの特定の情報(例えば希望頻度の属性やユーザの個人イベントや、関心→購入→リピート→関連商品等のリアクションステージの最適化など、タイミング情報)も、マーケッターに個人プロファイルの総体をくわしくは特定できないように配信される。PIMプラットフォーム側でのインテリジェントなエージェントによるプル、もしくは匿名的な断片情報としてのみマーケッター側のDBに渡り、それがプッシュされたものがマーケティングPIMのプラットフォーム上で個々のプロファイル用に統合されるというイメージ。
  • PIMは、カレンダーやスケジュールのツールであり、そこには、個人のイベント、そして嗜好や属性といった個人情報が、程度の多少はともかく入っている。
  • ブログと公開型(部分公開含む)RSSリーダーの組み合わせは既にサービスとして存在する。
  • ポータルにはPIMサービスの簡単なものとして、カレンダーやスケジューラーが導入されているものがある。
  • ウェブ利用UIについて、時代はポータル集中型からより分散した形へとシフトしつつある。どこまで分散するかはまだわからない。
  • 一般的な意味で、PIM(例:手帳)には選択的に公開できる情報と、公開できない情報が無差別に入っており、PIMそのものをオンラインで公開したり、ブログと関連付けて外部から所在を特定できるようにすることはセキュリティ上できない。
  • PIMが決済情報を見える情報として含んでいてはよくない(手帳と財布のセキュリティは別ということ)。
  • PIMには細かい個人情報がすべて見える形で入っている必要はない。
  • ブログには、個人の趣味や志向性が表れており、作者およびコンテンツに興味のある読者に向けたマーケティング(コンテンツ連動広告やアフィリエイト)が可能。
  • 非公開のRSSリーダーマーケティングPIMとの親和性が問題なく高い。
  • 分散型メディア、CGMとしての利用時間は長くなってゆくだろう。
  • 携帯とブログはつながってゆく。
  • ポータルサービスのブログ参入は積極的に展開されている。
  • ブログサービスのポータル化はあまりないが、これは体力的な要素もある。コミュニケーションポータル化を意識しているところもある。
  • ウェブメディアは、集中(ポータル)から分散(ブログやネットワーク広告)の時代へという雰囲気はある。
  • これまでスタティックなディレクトリポータルは、検索とパーソナライズという方向に向いている。
  • グーグルは、検索からパーソナライズを経て、総合ポータルへと展開。SaaSへの意識が大。
  • デスクトップからSaaSプラットフォームへという流れは、別の意味でのポータル化といえる。ただしマッシュアップも含めてのアグリゲーション。
  • ソーシャルデータベースという発想もある。
  • プレゼンテーションからコミュニケーションの手段に(SNSの利用なども)拡張してゆく流れ。
  • 完全匿名(匿名掲示板)から部分匿名(ブログ)文化への流れ。

(これらすべてが直接課題に関係しているかはわからないが・・・)

上記からの収斂を試みると:
→サービスプラットフォーム化とサービスアグリゲーションという方向性は強いだろう。そして、それは便利だろう。
→ブログ(顕在的に集合的でパブリックなCGM)も、PIM(暗示的に集合的でプライベート)も強力なマーケティングツールとなり得え、グロスマーケティング、また断片化されたプロファイル・マスへのグロスマーケティングでは、仕組みの部分的な共有は可能。
→ユーザのブログが、ウェブメディアを利用する際の主要な入り口となるかどうかは分からないが、利用時間は増え、また携帯との連携も増す。

(今日はこれくらいで寝よう)