堀江氏、日本人について語る・・・

「日本人が増えるとなにかまずいのか?」ということで国籍法改正に絡んで何か言ってるね。

http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10174359176.html
最高裁判決に従い、法律を改正しました。と、まあ法治国家として当然の対応ですね。で、父親は日本人だけど、母親は外国人で父親が認知したら結婚してなくても子供は日本国籍を与えられるってこと、っていうことですけど、今までそうなっていなかったことが驚きなくらいです。なぜこれが問題視されるのか、私の感覚では違和感あるけど。〜引用〜

いや〜、ワーキングプアの領域を開拓しつつあるオレとしては仲間が増えることは大歓迎なのだ。
っていうか堀江門のいうアレは日本語人という感覚だね。ハングリーな日本語しゃべる人日本国籍ハーフが大勢増えると社会の競争力が高まる…って論調かな。そうそう、日本人と日本語人は違うようで、概念のパラダイムシフトを孕んでるね。ま、それもよし。

が、そこでいろいろ反発してる人のコメントが多いことも興味深い。
ってのは、「ニューIT風業界」に限らずかつてホリエモンの存在意義ってのは、負け犬を小馬鹿にしつつバカバカバカって激しく捲し立てて無視することにもあって、そこに共感した人も多かったわけね。ま、あまり関係ないが。で、白黒つけるところがいかにもオリックス宮内→村上ファンド→堀江門のコンテキストで感覚的に一致した人、の他にも、まぁルサンチマンの方向性が仮想敵国ってか仮想敵人格を「自分たちはアレとは違うから安心さ」ってなアレに向けた人たちにも受けたわけ。ま、単純化によるシンボルちっくな元気を、勝手に勘違いしてもらったり、「きっとあの人は私たちと同じ勝ち組なんだ」ってな感じでね。

しかし、それがニュー日本人=勝ち組ってシンボリズムだったのさ。

まあ、日本語ってはの概念と事実をセットにしてイコール「ワタシタチの事実」って感じで、それが「ワタシタチ」への遡及保証を隠ぺいするところの、パワースキーム言語としての性質がつよいからなぁ。ま、リルケの怪しげな書簡交歓みたいなカルチャーが市井に降りてこないうちに一気に近代化したからね。異文化との戦争に明け暮れつつ民族移動やら混交が進んだ言語圏とちょっとだいぶ違うんだね。